miumiu by miuccia prada

summer of loveです。

このブログではsummer of loveが近年ピックアップしている、“特定の年代”の「miumiu」についてお話ししていきます。

皆様が持つmiumiuへの印象ってどんなものですか?

普段我々の発信をチェックしてくださっている皆様にとっては、私の言わんとすることがバレているようで少しお恥ずかしいですが…


・フリルやギャザーなど、フェミニンなディテールを上手く使ったガーリーなコレクション。

・コラージュ的ルックスで“毒”を盛り込み新しい「カワイイ」を作ったタッキーなコレクション。

などでしょうか。

加えて日本でも女優やアイドルなど著名な方々の着用で華やかなイメージが根付いていると思います。

我々の提案するピースは20世紀末〜21世紀初頭にかけての数年間。謂わば20年前のコレクションピースです。

前述したイメージを裏切るテクニカルなファブリックの数々と、それらを用いたミウッチャプラダ固有のバランシングにより生み出された新世紀ミニマル。

豪奢で誇張的な80年代ランウェイへの反抗によりポコノ・ナイロンをメゾンバッグに仕立て上げたミウッチャ。
その系譜が世に受け入れられ、全盛期となったタイミングで発足したメンズコレクション(1999)は例に漏れずソリッドでファンクショナブル。

形はあくまでベーシック。
しかしながらスウェードはボンディングメッシュと組み合わされ、薄くしなやかなナイロンやネオプレンファブリックをより効果的に配置したメンズモードの新体系。

Bloody red suede × Navy neoprene
with Cap adjustor 

Nylon reversible hood jacket 
with gom belt 

Crimson enamel × navy neoprene

忘れてはいけないのがこの機能的なイメージのファブリック群もミウッチャプラダによりバランシングされているということ。

誰にも真似できないカラーパレット、素材の配置、足し算引き算…。

miumiuらしさを確固として湛えながら生み出されたメンズウェアは奇しくも機能性を再び重視し始めた現代ファッションにリマッチ。
ワードローブに絶妙な新鮮さが加味されます。

そしてメゾンにとっては生命線とも言えようバッグの在り方を大きく変えたのもこのタイミング。 

最もミウッチャのファンクションデザインが加速していた一時代。

機能性とルックスの折り合いを付けた上での最高到達点ではないでしょうか。

ルック通りではなく、今だからこそ可能な新旧のミックスで新しいアウトフィットをお作りください。